遺構を掘る

調査員がチェックした遺構を掘っていきます。
性質の違う土(遺構の中に充填されている土)を取り除いて元の形にします。


調査員が引いた遺構のライン(白で引かれている部分)の中を掘って行きます。
遺構が必ずライン通りとは限らないので、土の色を見ながら慎重に掘ります。

柱、住居、お墓の跡、溝、川 等々…
現場には様々な種類の遺構が存在します。


ピット(主に柱の跡)の、どこに「芯(柱)」があるか確認をするため、段下げをします。
よりはっきりと色の差がわかるように、全体を数cm掘り下げる事を段下げと言います。
ピット以外でも、慎重に確認したい時に段下げをします。
段下げ後、調査員が芯の位置の確認をし、またラインを引きます。


芯のラインが引かれたら掘って行きます。
中に充填されている土の質で、柱が腐って土になったか昔の人が抜いてほかの土を埋めたかがわかります。
柱が残っていたりもしますし、人的に埋められていた場合土器が出土したりします。






土器が出土したら、土器の表面を出していきます。
この時、勝手に取り上げては取り上げてはいけません。
土器が動かないよう土台を残しながら周りの土を掘り下げます。
取り上げは、写真撮影と図面など測量が終わった後に行います。